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海外ＰＬ保険（海外生産物賠償責任保険）
通常のＰＬ保険だけでは、海外に輸出している製品までは補償できません。ひとたび海外でＰＬ訴訟がおきると、現地の法律解釈・連鎖クレームの対応、現地弁護士との連携など早急な対応・処置をしなければなりません。日本の製造業が世界に進出して行くうえで、海外ＰＬ保険への加入は必要不可欠なリスク対策といえます。
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このような業種の方におすすめです！
海外に製品・部品を輸出されている製造業 販売業および関連企業 様
企業保険選びの５つポイント
１．企業の現状を把握する事
２．検討する項目の優先順位を決める事
３．保険会社・代理店とのコミュニケーションを重ねる事
４．保険料は大切な会社の経費である認識をもつ事
５．加入手続きの前に、保険事故を想定する事
詳しくはこちら
海外ＰＬ保険選び・加入のポイント
対応能力の高い保険会社を選ぶ
現地でのクレーム、訴訟に対応できるだけの海外拠点を多く持っているかどうか・
リスクの高いアメリカ合衆国においての対応能力はどうか・保険会社の財務能力を格付け会社で確認するなど、輸出商品の状況に応じた保険会社選びする必要があります。
自社製品の流通を確認する。
貴社が直接海外輸出に携わっていなくても、最終製品が海外で流通している場合は、ＰＬ訴訟に巻き込まれる可能性があります。
また、大企業と比べて製品の輸出量が少ない場合であってもＰＬ訴訟リスクの可能性がある事にはかわりありませんので加入の検討をお勧めします。
支払限度額を確認する。
日本とは違う法律、慣習、社会環境下によって発生しうる高額な賠償リスクに備える為に
支払限度額を高額に設定する事をお勧めします。
アメリカにおける賠償事故例
製品：瓶入コーラ
事故：カートン入りの瓶入りコーラが家のポーチで破裂。１３歳の少年が失明。
賠償(請求)額：＄４９２,６００
被告：瓶詰販売会社・瓶メーカー
製品：アルミキャップ
事故：清涼飲料水のキャップを回したところキャップが左目にあたり２４歳の男性が負傷
賠償(請求)額：＄２５０,０００
被告：キャップメーカー
製品：シャツ
事故：６歳の少年の着ていたシャツが燃え、火傷を負った。
賠償(請求)額：＄５,４６０,０００
被告：メーカー・問屋・小売業者
製品：メガネ
事故：６歳の子供が壁にぶつかり、メガネが割れて右目を失明。メーカーは衝撃に強いメガネと
として宣伝していた。
賠償(請求)額：＄３５０,０００
被告：メーカー
製品：照明器具
事故：電球交換中、覆いのガラスグローブが割れ、利き腕の右手が破片で切れた。
賠償(請求)額：＄８２８,７５３
被告：照明器具メーカー
製品：扇風機
事故：扇風機の羽がはずれ２７歳の男性の腕に刺さった。男性の腕は永久に感覚・機能マヒ。
賠償(請求)額：＄４００,０００
被告：メーカー
製品：圧力調理機
事故：圧力調理機の蓋を開けた３３歳の男性が巻き込まれ全身火傷。
機械の設計上の十分な安全配慮の不足が原因とされた。
賠償(請求)額：＄９６０,０００
被告：メーカー
製品：ベルトコンベア
事故：稼働中のベルトコンベアで作業中滑った２８歳の男性が巻き込まれ右足ひざ上から切断。
安全に配慮した設計がされていない事が原因とされた。
賠償(請求)額：＄１,１５０,０００
被告：メーカー
製品：オーバーブラウス
事故：マッチの火で８歳の少女の着ていたオーバーブラウスが燃え全身火傷。
生地と服のゆったりとしたデザインが火の回りを早くした原因とされた。
賠償(請求)額：＄１,８７９，６００
被告：紡績業者・生地メーカー・ブラウスメーカー・販売業者 など
各保険会社のＰＬ保険ページ
ＡＩＵ保険会社
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